こんにちわ。

私は子供たちが小学生の時から十数年間、趣味でホームステイの受け入れ(ホストファミリー)をしてきました。
ホームステイ受け入れに興味がある人は多い様ですが、自分に出来るのか心配でなかなか申し込めないと聞きます。そして、ゲストの年代や性別、ステイの長さなど種類が色々あるので、どれに申し込んだらいいのか迷ってしまいますよすね。
おすすめは、研修などで勉強に来ている、大人のワンナイトホームステイ(1泊2日)の受け入れです。勉強熱心で好奇心が旺盛な人が多く、はじめてでも楽しい受け入れが出来るとおもいます。
この記事を読むと次のことがわかります。
ホームステイの受け入れをやってみたいけど、わたしにもできるの?という初心者の方はぜひ読んでくださいね。

ホームステイの受け入れは子供の為にやってみたいなって
ずっと思っているんだけど、なんだか踏み出せないのよね。
私に出来るのかしら。英語も自信ないし。。。。

ホームステイは英語が出来なくても心配ないのよ。
まずメリットから説明するね。
ホームステイのホストファミリーってどんなメリットがあるの?

ホームステイの受け入れをすると、こんな良いことが起こります。
- 外国の人に対して緊張しないで話せるようになります。
- 知らなかった文化や言葉を体験できます。
- 家族で共通の話題が出来て仲良くなります。
外国の人に対して緊張しないで話せるようになります
歩いていたら外国語で道を聞かれ、焦って『 I can’t speak English! 』と逃げてよく聞いたら日本語だったというのはよく聞く笑い話ですが、外国の人というだけで身構えてしまう人も多いですよね。
ホームステイの受け入れで外国の人と接していると、だんだんと身構えずに話せるようになります。
言葉にフォーカスすると”通じない!”なんて思って緊張しますが、相手の言いたいことを知ろうとしたら方法は色々あります。
絵をかいたり、身振りで説明したり、一緒に体験したり。もっと、気負わずに笑顔で接してみましょう。きっと仲良くなれます。

コミュニケーションの方法って思ったより色々あるんです。
知らなかった文化や言葉を体験できます
ホームステイには、名前くらいしか聞いたことのなかった様な国や地域から様々な国の人が来ます。
そんな所から来た人の話は、初めての話ばかりです。
聞いているとワクワクと世界が広がります。
珍しいお土産なんかも頂いたりして、子供の為だったはずが一番楽しんでいるのは自分だったなんてことも。(いや、それ私でした)
勉強した言葉はなかなか覚えられないのに、受け入れた人の言葉は声と共に記憶に残ります。
例えば、うちに来たエレナの言葉は英語というよりエレナの言葉。
彼女が一生懸命説明してくれた言葉は不思議と心に残っています。
子供たちも同じ様です。
家族で共通の話題が出来て仲良くなります
家族で一緒に受け入れを経験すると、ゲストが帰った後も度々会話に彼女の話題が出てきます。
ニュースで彼女の国の事が流れると、家族にとっては特別に気になる話題となります。
私の家族の場合、何年たっても受け入れた人の話題が出ますし、その国のニュースは家族の共通の話題となっています。

ちょっと安心しました。笑顔がポイントですね。
でも、受け入れって何日間くらいから出来るのですか?
最初からあんまり長いのも不安かな。

じゃ、次はホームステイ受け入れの期間についてお話しますね。
ホームステイの受け入れ期間にはどんな種類があるの?

ホームステイには1泊から1年間まで様々な期間のものがあります。
- ワンナイトホームステイ(1泊)
- 数日から1週間程度のホームステイ
- 数か月から1年のホームステイ
では順番に説明していきますね。
ワンナイトホームステイ(1泊)
ワンナイトホームステイは研修や留学で日本に来ている外国の人が、日本家庭を少しだけ経験したくて1泊するというもの。
一泊二日と短いので、一番申し込みやすいホームステイ受け入れです。
私が一番初めに申し込んだのも、ワンナイトホームステイでした。
JICAの研修で勉強する為に、愛する家族と離れて一人で日本に来たパナマのお母さん(お医者さま)でした。英語が話せずスペイン語だけだったけど、絵や身振りで交流して思い出深い受け入れでした。
数日から1週間程度のホームステイ
1週間くらいのホームステイは、夏休みや春休みを使って日本の文化を体験しにくる中学生や高校生が多いです。
私の場合は、子供たちの長期休みと重なる事が多かったので、数日間の休暇を取って1週間程度のホームステイを受け入れていました。
ホームステイに来た子達と、日本人だけなら普段はやらない様な日本の文化体験やプチ観光なんかも一緒に行って、日本のいい所に触れることが出来ていい思い出が沢山できました。
数ヶ月から一年のホームステイ
学校に通う学生がホームステイをします。高校生と大学生のパターンがあります。
高校生が学校に通いながら1年間 家族の様に滞在するホームステイ
いつかはやってみたいと思いつつ、私は経験がないのですが、憧れの受け入れでもあります。
1年の長期になると、家族がそうである様に楽しいだけではなく生活の中でぶつかる事も出てきます。
自我が出たり嫌なところも見えてきます。それでも頑張って乗り越えた先には、信頼の上に成り立つ関係が出来て、本当の家族の様になれる受け入れです。
妹一家が1年間、高校生を受け入れました。
お弁当を作ってあげたり授業参観に行ったり、本当の家族の様に接していました。
楽しいことも大変なことも色々あって学ぶことが多かったけれど、やって良かったと言っていました。
大学の交換留学生が数か月から1年間ほど滞在するホームステイ
大学生といえばほぼ自立した大人なので、生活全般面倒をみるという感じではないですが、第二の自宅という感覚でステイするようです。
比較的長期滞在なので、お互いの国の食事や文化、言葉を教え合ったりということも落ち着いた環境で共有出来ます。
近所の友人は大学のホームステイに登録していて、常に自宅に様々な国の留学生が1人から2人いる状態でした。
小さな子供たちが3人いるお家だったのですが、その子たちももう中高生。
子供たちは英語がいつも身近にあったからか、
「いつも家にいる留学生たちのおかげで、日常英語は自然に身に付いた」
と言っていました。
自然に英語が身に付く環境、素敵ですよね。
ちなみに、私がよく申し込んでいたのは、ワンナイトホームステイと1週間くらいのホームステイでした。気軽に出来て、友達と一緒に申し込めば楽しさは2倍で大変さは半分になります。

ところで、ホームステイの受け入れってどんな所で募集してるのですか?
探し方がわかりません。

では、次に募集の見つけ方についてお話ししますね。
ホームステイのホストファミリーはどんな所で募集しているの?

ホームステイには
- 県や市が募集するホームステイの受け入れ
- 民間のホームステイ会社が募集するホームステイの受け入れ
- 大学が同校に通う留学生のステイ先を募集するホームステイ の受け入れ
などがありますが、今はほとんどホームページに詳細の情報があります。
県や市が募集するホームステイ
県や市が募集するホームステイ は、ホームページの中に国際交流のページがあって、そこで募集したり、広報誌に載ることもあります。
民間のホームステイ会社が募集するホームステイ
民間のホームステイ会社が募集するホームステイは、各企業のホームぺージから募集されます。
チラシや区や市の掲示板などにも情報が載ることがあります。資料請求をしたり体験会などに出席して、詳細を確認するのもいいと思います。
ホームステイ イン ジャパン
ヒッポファミリークラブ
etc.

ホームページには、体験談や体験の動画が載っていることが多いので、
どんな受け入れがあるのかが分かり、また体験の様子もみることができます。
大学が同校に通う留学生のステイ先を募集するホームステイ
日常的に留学生が勉強している大学では、同校の留学生の第二の自宅を募集している所が多くあります。大学のホームページ上に”ホストファミリー募集”や”ホームステイプログラム”として募集のページがあります。ほとんどの大学では補助金が出るので、食べ盛りの大学生でも心配ないですね。
東京外国語大学
日本大学
早稲田大学
関西学院大学
甲南大学
etc.
募集の期間やゲストの年齢・性別など詳細は、プログラムによって様々なので、都度都度 確認してみてくださいね。
ちなみに私が登録しているのは、民間の団体が募集するホームステイで、一度楽しい経験をしたプログラムは毎年申し込んでいました。

ホームステイのことがちょっと分かってきました。
はじめての人にはどんなホームステイの受け入れがおすすめなのですか?

初めてのひとにおすすめのホームステイ、ありますよ。
初心者におすすめのホームステイ受け入れはどのタイプ?

初めてなら、
がおすすめです。
大人の一泊二日の受け入れ
研修などて比較的長期間来ていて、研修のプログラムの中にホームステイが組み込まれていたりするので、ホームステイが終わっても研修期間中に何度か会えたりします。
大人なので比較的穏やかな人が多く、研修で色々吸収しようという目的で来ているので積極的で、好奇心も旺盛です。初めてにピッタリの楽しい受けになるとおもいます。
私が登録している民間団体の受け入れにも、多いタイプの受け入れです。
朝と夜と週末だけの受け入れ
朝と夜と週末だけという受け入れもおすすめです。
私が経験してすごく楽しかったのは、市がオーケストラやバレエなどのイベント開催で誘致した芸術団体の受け入れのホームステイ。
練習で昼間は一緒にいられない為、基本は朝と夜ご飯、そして週末に数日だけ一緒に行動するので、ほどほどの距離感で受け入れが楽しめます。
そして、そんな受け入れは最後にコンサートや講演が付いているのが常で、普段触れない様な素敵な世界を経験できます。私も数回経験していますが、ちょっと特別で思い出に深く残る受け入れでした。
私がホームステイの受け入れを始めたきっかけとホームステイのすすめ

私がホームステイの受け入れを始めたきっかけは、自分がホームステイした経験にさかのぼります。
私が大学生の時、イギリスで初めてのホームステイを経験しました。
場所は、ロンドンから電車で20分の閑静な住宅街。
出迎えてくれた家族は、スコットランド出身のお母さんとアフリカ出身のお父さんと子供たち。
毎日忙しく共働きをしている家庭に2週間お世話になりました。
家族でお出かけすることはないものの、学校から帰るとお父さんと裏庭の手入れをしてから、夕ご飯を食べました。外国の普通の日常と家族との会話。それはとても特別な思い出になりました。
その時感じた感謝の気持ちから、私もいつか日本で外国の人をホームステイで”おもてなし”したいとずっと思っていました。
時は過ぎ英語から遠ざかり、そして子供が小学生になった頃、やってみたいけど方法がわからなかったホームステイの受け入れを、仲良しの友人から勧められました。
自分がホームステイをした時は、感謝の気持ちから”いつかは自分も”と思っていたのに、そして『子供達にも広い世界を経験させてあげたい』と思っていたのに、不安がとても大きかったのを覚えています。
でも、思い切って一歩を踏み出したら、本当に素敵な世界が広がっていました。今は、誘ってくれた友人に感謝しています。
と言っても、初めては誰でも勇気がいります。

この記事を読んでもらう事で、私が初めての時に感じた様な心配を
少しでも和らげる事ができたら嬉しく思います。
あなたもぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。
See you !!
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