【書籍】英語ネイティブ脳みそのつくり方 脳内留学のすすめ

書籍

とても興味深い英語実践プログラムの本を読みました。

久しぶりに、ワクワクしました。

その名も

「英語ネイティブ脳みそのつくり方」

1ページ目の冒頭

タイトルからお察しかもしれないが、
この本は
普通の英語本ではない。

「英語ネイティブ脳みそのつくり方」より

の通り、この本、普通の英語学習のメソッドの本ではありません。

勇気と道しるべと仲間と共に、英語版の自分を作り上げることで、本当の英語が話せる本であり、その課程と目標の達成で自分を自由にする言葉が手に入る、ネイティブ・マインドの本です。

英語ネイティブ脳みそ 筆者 白川寧々さんはどんな人物?

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出典:pixabay

筆者の白川寧々さんは、アメリカどころか英語圏に足を踏み入れた事もない日本育ちの中国人。

本人は、自分のことを”ドメドメ(ドメスティック=国内)”と言っています。

彼女は、かなりのスポ根的な方法で英語を勉強し、高校3年生の夏にはTOEFLでほぼ満点を取れるくらいにまでになります。

日本国内で自分で勉強のやり方をデザイン、実践して、ネイティブばりの英語力をつけてしまいます。

それだけなら、

「この人がすごい人なんだ。私には関係ないよね。」

となりそうですが、それだけじゃないんです。

本人が実践した”自己流スポ根勉強法”そのままではない、

学校教育のゴールとホンモノの英語との乖離に振り回されず
世界で活躍できるレベルの英語力を手に入れ
あまりお金をかけずに、ふつうの子でも
できれば楽しく(ここ重要)勇気を出させてくれて
自分らしくこの乱世を生き抜く力が手に入るのだろうか?

「英語ネイティブ脳みそのつくり方」より

の答えを探して、MIT在学中に日本で起業します。

そして、夏休み中のたった15時間のプログラムを受講した高校生・大学生達は、その後どこにもお金を投じることなく、当時「日本の高校生には無理」と専門家が公言していたレベルの英語力を、手に入れてることができています

英語習得プログラム ネイティブ・マインドの対象は?

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彼女は言っています。

英語習得プログラム「ネイティブ・マインド」は

  1. 子供に幸せな将来を手に入れてほしいが「正解」がみつからず困っている親。
  2. 新しい時代に行われるべき教育のために行動したい教育者。
  3. 未来に対して不安やモヤモヤはあるけれど、この本を手にとるほどやる気のある中高生。
  4. キャリアアップについて迷っている大学生や社会人。
  5. 政策関係者や経営者など、次世代人材育成の面で今後の国や組織の行く末を戦略的に考えているリーダー。

という5つのタイプの読者を想定して書かれていて、年齢層も5歳から100歳まで本気でカバーしています。

(私もカバーされていて嬉しいです。。)

ふつうの日本人の為に作られた英語版の自分を作り上げるプログラムの実践本なのです。

英語バージョンの自分を作り上げるとは?

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筆者は言葉をただのコミュニケーションの道具だとは考えていません。

ことばの役割の中で、伝達することはごく一部の機能でしかなく、赤ちゃんの頃からの自分を作り上げてきたあなただけの物語だと
言っています。

教養、知識、学問、問題意識や経験、思考だけではなく、あたりまえの日常、好きなものや嫌いなもの、キャラ設定や、笑いのツボや感情の変化のクセ。
今まで日本語で紡いてきた人生を考えてみてほしい。

「英語ネイティブ脳みそのつくり方」より

そのあなたの日本語で紡いできたストーリーを英語バージョンで表現し

英語を行動・思考・表現のツールとして使いこなし、地理的な意味ではなく
英語圏住人の一員となること。
英語を自在に操り、夢を叶えたバージョンのあなたをつくるのだ。


そんな、ネイティブ・マインド、英語版の未来の自分を作り上げる

ネイティブ・マインド」を実践するためのキーワードは

たった3つ。
勇気と道しるべと仲間」である。

「英語ネイティブ脳みそのつくり方」より

一人では挫折しそうな英語も目指す人と仲間がいれば大丈夫

仲間
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夢を叶える勇気を持ち続けるのは、一人では難しい。でも、自分が歩む道の先を歩いている先人がいれば、その人を目指して歩き続けることができます。

それは、身の回りにいる人でなくてもいいのです。

「誰にも理解されずに苦しかったとき、僕をすくったのは本の中の人でした」(植松努)

白川さんの本の中に出てくる、私も尊敬している”すごい人”植松さんがそう言っています。

私が植松さんを初めて見たのは、TEDでした。熱量がすごい、その演説に圧倒され、なんだか涙がでました。(尊敬する人かぶりなのも、白川さんの本に惹かれた理由かもしれません。)

民間宇宙開発を夢見るも、ずっと先生に恵まれず、「お前に出来る訳がない」「お前には無理」と否定されていた時、同じく、否定されても独学で努力をして成功したエジソンのような人を目標にがんばれたとのこと。

彼にとって、本の中の人は夢を否定されても、周りに馬鹿にされても夢をかなえた人がいるという
先人(前例)だった
のですね。

植松さんにとっての本の中の人は、高校生や大学生にとっての白川さん

白川さんという道しるべ(ロールモデル)を目指して、高校生や大学生たちは、ネイティブマインドをやり遂げたのです。

ちなみに、植松さんのTEDの講演は本当に勇気をもらえる素敵なお話です。
私は会ってみたくて、実際の講演会で話を聞いて、写真まで一緒に撮ってしまったのですが(ミーハーです)機会があればぜひ植松さんのTED、聞いてみてください。

「英語ネイティブ脳みそのつくり方」まとめ

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英語ネイティブ脳みそのつくり方
かなり、魅力的です。最初にも書きましたが、久しぶりにわくわくしました。

語学は勉強しないで、環境を作って楽しくというのがモットーの私です。
普段から自宅で英語を流したり、歌ったり、外国のゲストにホームステイに来てもらったりして
環境を作ってきました。
日常的な会話なら、そこそこ出来ますが、英語を日本語レベルまで使いこなしたいという想いはずっと持ち続けています。

このネイティブマインドのやり方ならそれが叶うかもしれません。

ちなみに、私には、勇気と道しるべ(ネイティブマインドの本)と仲間(2人の息子)がいます。

この本を使った脳内留学

引き続き、私もチャレンジしてみます。あなたもご一緒にいかがでしょうか。

またね。

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