【派遣の日常】健康診断のすすめ

健康診断 毎日のいろいろ

今年もやって来ました!
派遣会社からの健康診断の連絡。
実は、年度初めには、受け取っていたのですがなかなか時間が取れずに予約が今になってしまいました(汗)

健康診断は受けなくちゃダメ?
派遣社員の健康診断ってどんな検査?
派遣社員は毎年できるの?
自己負担はある?

健康診断を受けたことがない派遣社員さん、健康診断(人間ドッグ)なんて必要ないわと思っている派遣社員さんも、ぜひ読んでくださいね。

派遣社員の健康診断 本当に必要なの?

私は以下の理由で毎年の人間ドッグを絶対に欠かしません。

  1. 治療で完治する病気が手遅れにならない様に
  2. たまの調子の悪さをあまり気にせずにいられる様に
  3. 健康で元気に働ける様に

1.治療で完治する病気が手遅れにならない様に

私は40代の初めに、婦人科系の病気 卵巣嚢腫が発見されて手術を受けました。
1年前の人間ドッグでは「若干水が溜まっているようですが、すぐ吸収されるでしょう」という程度で、病気の始まりとさえ認識されていませんでした。進行がとても早く、発覚時には直径10cm以上の大きさになっていて、すぐ手術が必要になっていたのです。

こんなに進行が速い病気があるんだと分かり、ちょっとゾッとしたのを覚えています。
この時、最低でも1年に1回の人間ドッグがいかに大切か身に染みてわかったのです。

2.たまの調子の悪さをあまり気にせずにいられる様に

50代になると、周りの友人たちを含めた自分も、どこかしら調子が悪いところが出てきます。この年齢を無事に越せば、元気を取り戻し長生きできるから、頑張ってという人もいます。

それほど、この時期の調子はジェットコースターの様に上がったり下がったりします。
そんな調子の悪さを『深刻な病気だったら怖いな』と心配しなくても済むように、1年に1回は自分の健康状態を確認します。1年に1回の人間ドッグは、ちょうど良い距離感なのです。

50代特有のホルモン系の調子悪さ、めまいや胃の痛み、頭痛等が、病気と直結した症状ではないことが分かっているので心穏やかでいられるのです。

3.(子供たちが自立するまで)健康で元気に働ける様に

親にとっては、これは外せません。
お子さんがいるご家庭にも、お二人で育てている家庭、どちらか一方のご家庭、いろいろだと思います。
ちなみに家は、旦那さんが仕事でほとんど自宅に帰ってこない単身赴任者なので、一人子育て世帯(?)です。
どんな環境であっても、子供にとって親が健康で元気でいることは、安心そして幸福の前提だと思うのです。
幸せってなくなってから分かるんだよなぁて思うことも、この年になるとあったりして、そうならなる前に、自ら行動することで守れるものは守りたい!と思うのです。

派遣社員の健康診断 受診できる条件

派遣社員だからと言って、誰もが人間ドッグを受診できる訳ではありません。
ある一定の条件があります。

受診の条件(現在の派遣会社の場合です)

  1. 該当年度の5月1日以降の契約がある
  2. フルタイム(週30時間、または月130時間以上)の契約である
  3. 派遣会社を通して、該当年度の3月1日以前から継続して全国健康保険協会(派遣けんぽ)に加入している
  4. 受診日に就業の契約がある
  5. 指定の実施期間に受診する
  6. 年1回までである

この条件を満たす場合は、派遣会社の負担で人間ドッグの受診ができます。

派遣社員の健康診断 種類は2種類

  • 34歳以下・75歳以上の定期健康診断(法定健診)
  • 35歳以上75歳以下の活習慣病予防検診(定期健康診断に胃部X線(バリウム)検査、大腸検査が追加)

オプションとして、女性には必須の検査

  • 乳がん、子宮頸がん検査 があります。

(過去2つの派遣会社の両方がそうだったのですが)健康診断の年に偶数年齢か奇数年齢かで交互に受診の対象となります。
私は毎年受診したいので、対象外の年は自分で負担して受診するようにしています。

胃部X線(バリウム)検査は、胃カメラに変更が可能ですが、追加料金6000円程度かかります。

自分で申し込んで受診をするとわかるのですが、人間ドッグの受診料って3万円から5万円で高くてビックリします。
それを、派遣会社の元、ほぼ無料で受診できるなんて、ありがたいなと思います

生活習慣病予防検診(人間ドッグ)が苦手な人へ

毎年、欠かさず受診する私でさえ、人間ドッグの検査で苦手なものがあります。
胃の検査です。

  • 胃部X線(バリウム)検査
  • 胃カメラ
  • 胃がんリスク検査(ABC検診)

・胃部X線(バリウム)検査
簡単に言うと、バリウム(胃部造影剤)を飲んだ後、動く検査台の上で体の向きを上下左右に回転させてX線で撮影する画像検査です。
比較的安価で、予約も取りやすいです。

私は、バリウム検査は1度だけしかやったことがないのですが、胃を広げる薬によるげっぷの我慢が辛い(出ちゃいますけど)のと、撮影部によって姿勢を激しく変えるのが大変でした。
バリウムが体力を使う検査だからか「50歳以降は胃カメラにする人が多いんですよ」と検査技師さんが言っていました。なんかわかるなぁ。

また、診察後に下剤をすぐ飲んでバリウムを体内から出さなくてはいけないのですが、バリウムがまだ残ってる気がして気になりました。

・胃カメラ
内視鏡を使って口から管を通す経口検査(胃カメラ)と鼻から管を通す経鼻検査(鼻カメラ)があります。事前に、喉や鼻の麻酔を行ったり、鎮静剤を打ちます。
検査時間は5分くらいです。

人によっては寝ているうちに終わってしまう人もいる様ですが、私は、寝たことはなありません。(体が小さい友人はいつも寝ちゃうとか、薬の量と体の大きさが関係するのでしょうか?)

私は、人間ドッグを受診し始めた35歳の頃から、胃カメラか鼻カメラで検査をしていますが、とにかく苦手でいつも前日から超緊張して、心臓バクバク、かえって受診するほうが寿命が縮んでる気がします。

でも、両方経験してみると、年齢的に言っても、今後は胃カメラが適当なのかなと思います。

・胃がんリスク検査(ABC検診)
胃カメラもバリウムも苦手な人は、血液検査で胃がんのリスクがわかる胃がんリスク検査という手もあります。
胃カメラもバリウムの代わりにはならないという事ですが、やらないよりは良いかなと思うので、私も時々やっています。

まとめ

学生の頃の健康は、身長・体重・視力や聴力検査、一番怖いのは血液検査くらいだったでしょうか。
大人になると、検査項目が増えて、苦手なものも増えてきます。大人になるって辛いですね。

それでも、健康で楽しい人生を送る為に、周りの人に迷惑をかけない為に、悲しませない為に、辛くてもやっぱり人間ドッグ受診しましょう。
1年に半日の我慢で、あとの364.5日は安心して過ごせるんですから。

またね

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