【海外の文化】デンマーク レゴブロックのレゴ社 脱プラスチックめざす

レゴ社脱プラスチック 海外の文化

レゴ社が、使い捨てプラ包装を段階的に廃止、2025年までに全てのパッケージを持続可能な包装紙に変えることを発表しました。

レゴと言えば、子供を持つ親なら知らない人はいない、ほとんどの家庭にあるオモチャですよね。
そんな、馴染みの深いレゴについて、さらに深堀してみたいと思います。

レゴ大好き 天才?レゴビルダー1号2号

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息子1号、2号も、世の中の男の子と同様にレゴで育ちました。

家族で、トイザらス(おもちゃ屋さん)に行くとレゴコーナーに一直線。お誕生日ごとに、新しいレゴを欲しがりました。
レゴは、当時から、テーマ設定されたシリーズ物が素敵で、でも子供に買うにはちょっと高い。
とは言え、私もレゴのキレイな色合いや作り出すワクワク感が大好きで、ちょっとづつ数も増えていきました。

何時間でも真剣に作り続ける1号2号を見ては、単純で小さなパーツ、レゴに秘められた大きな可能性を感じていました。
親にありがちですが、「こんな素晴らしい作品を作るなんて天才だ」的に撮った息子達の作品写真を、今でも時々見て思います。
大変だった子育ての中にあって、こういう普通の時間が幸せだったんですね。

レゴ社の環境への取り組み 脱プラスチック

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レゴ社の取り組みは、包装紙に限らずレゴ本体の素材についても変更することを約束しています。

石油由来の原料からサトウキビ由来のプラスチック(バイオ由来プラスチック)に変えていくとのこと、デンマークという国の環境に対する高い意識を感じます。

ちょっと素敵なのは、実際にレゴを使う子供達から、プラスチック素材の包装紙をやめてほしいと手紙をもらって、その声に応えたいと言っている事。ほっこりしますね。

ドキュメンタリー映画『LEGO House』レゴハウス:究極のブロックの家

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大人の私がが見てもワクワクするレゴの映画があります。

幼いころからレゴに親しんできた建築家たちが究極のレゴ体験ハウスを作る建築ドキュメンタリー映画です。
大人たちが、持ちうる限り最高のノウハウを集結させて作り上げるレゴの家は、アイデアに満ちています。

Only the best is good enough/
最高だけが価値がある 私たちにとって”質”はとても重要な要素だ

映画『LEGO House』より

レゴハウスはいくつのもゾーンがあります。

たくさんのレゴで様々なものを作る創造性を養うゾーン
街の設計やロボットのプログラミングができる問題解決能力を養うゾーン
生き物が作れるレゴに命を吹き込むゾーン
レゴにおなじみのフィギュア達専用の社会性を養うゾーン

大人たちが作った最高傑作を展示するブースは大人たちにとっても素晴らしい場となり、全体が遊びを通じて様々な学習体験が得られる場所、そして楽しみながら成長できる場所となっています。

次々語られる、レゴハウス誕生の裏話。映画全体が挑戦と驚きに満ちていて、とても楽しめました。

お勧めです。

日本にいる!レゴのすごい人 レゴビルダー三井淳平さん

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日本人にも、レゴ社認定のプロビルダー 三井淳平さんがいます。

  • 1987年4月11日生まれ
  • 兵庫県明石出身
  • 灘高校→東大理科一類→東京大学大学院という輝かしい経歴

レゴが大好きだった三井少年は、高校3年生の時 TVチャンピオン「レゴブロック王選手権」で準優勝をしました。その後、東京大学でレゴ部を創設大学院の時にプロに認定されます。

その後、タイのイベントで、デンマークのレゴ社の担当から”認定ビルダーに興味はないか?”と声をかけられます。『認定ビルダー』の審査を経て、晴れて”レゴ認定プロビルダー”となりました。

現在は、レゴで企業をし、フルタイムの”レゴビルダー”として活躍しています。

年間10件ほど依頼を受け、それぞれ平均1か月強かけて製作するそうで、作品に、10万ピース以上のレゴブロックを使った”ポケモンの壁画”や高さ3メートル、重量は1トンを超える巨大な”パックマン”などがあります。

食事以外はずっと製作している日がほとんど、という事ですが、苦痛どころかもっと製作時間が欲しいと言っています。本当にレゴが好きなんですね。

レゴ好きな人には、限りなくうらやましい環境です。

大人になった私たちもワクワクできる、可能性に満ちたレゴ。脱プラスチックで、子供たちの未来をより良いものにしてくれそうです。

私も、作ってみたくなりました。

またね!

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